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フランス=アフリカ関係/フランコフォニーを考えるためのブログ

   
カテゴリー「フランサフリック」の記事一覧

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フランサフリック理解度チェック 第7問

50 ans Françafrique Cétro(2010年5月31日)

CFAフランの使用国は、輸出収入額の50%
 
A.フランス国庫に預けなければならない
B.アフリカ開発銀行に預けなければならない
C.世界銀行に預けなければならない
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フランサフリック理解度チェック 第2問

50 ans Françafrique Cétro(2010年5月31日)

1960年にジャック・フォカールが創設した、大統領官邸内のアフリカ担当室は、
 
A.アフリカ文化を奨励し、レイシズムとの闘いを目的とした組織
B.フランスの対アフリカ外交政策が決定される、共和国大統領に仕える(議会の管理を逃れた)私的な事務局
C.アフリカの国々の元首たちを集める秘密クラブ

フランサフリック理解度チェック 第1問

50 ans Françafrique Cétro(2010年5月31日)

「フランサフリック」とは次の事柄を意味する

A.フランス=アフリカ間の国民議会友好議員団
B.脱植民地化を遅らせ、フランスの植民地を維持するために、1958年に創設されたフランス語圏共同体を意味する(シャルル・ド・ゴールによって選ばれた)最初の呼称
C.原材料と公的な開発援助を独占することを目的とした、フランスとアフリカにおける経済、政治、軍事関係者のネットワーク

(全10問)

「フランス好きの独裁者」の新世代?

50 ans Françafrique Cétro(2010年5月31日)

「フランス好きの独裁者」の新世代? 

 古くからの友人である、不正な再選を繰り返す人々(コンゴ共和国、カメルーン、チャドetc...)以外にも、その伝統的な戦略拠点において、フランスは当然のごとく最近のクーデターや選挙での偽善行為に満足した。こうして、セネガルの大統領を思わせるような、トーゴ(2005年、確定したのは2010年)およびガボン(2009年)におけるほぼ君主的な世襲は、若い世代とともに「パパのフランサフリック」のなかで手ほどきをうけたビジネスを続けることが心の底から嬉しいフランスの政治責任者たちを問題にしない。モーリタニアとマダガスカルにおいて伝統的なプロセスを下品に認めることは、パリで内密に支持された2008年と2009年のクーデターを正当化する以外のいかなる目的ももっていない。最後に、フランスのネットワークが大変活発に動いていると思われるニジェールとギニアでの危機の際に、民主的な要求が鉱山という問題の前では重要でないことを私たちは既に分かっている。
(オリヴィエ・レルブロル)
 
訳注:トーゴ大統領フォール・ニャシンベの父は前大統領ニャシンベ・エヤデマ、ガボン大統領アリー・ボンゴ・オンディンバの父は前大統領オマール・ボンゴ・オンディンバである。また、モーリタニアでの軍事クーデターは2008年8月、マダガスカルでは2009年1月から3月にかけて発生した。ニジェールではクーデターが発生した2010年2月から、ギニアでは2008年12月22日の大統領コンテの死後、緊張状態が続いている。

今日、フランサフリックは消えつつあるか

50 ans Françafrique Cétro(2010年5月31日)

今日、フランサフリックは消えつつあるか
 
・2008年初頭、1人の大臣がフランサフリックの終わりが近いことを私たちに告げた。
・それ以来、パリや、フランスの国益の公然たる支持者たちによって行われたクーデターや不正選挙が暴かれた。
 2008年1月、ジャン=マリー・ボッケル国際協力・フランコフォニー閣外相が驚くべきことを述べた。「今もなお、あまりに多くの支出、有効性が定かでない調停機関、対等に健全かつ堂々としたパートナーシップを可能にするための非合法ネットワークがある。フランサフリックは消えつつある。私はその死亡証明書に署名したいと思う。」 本当に消えつつあるのだろうか? 数ヵ月後、フランスの国益に強く結び付いたいくつもの国々(次の記事参照)における多くの民主主義の衰退によって、また新大臣アラン・ジョワイヤンデの忌憚のない声明によって支持を失い免職となった、そのボッケルがそのことを疑わなければならない。ジョワイヤンデは「アフリカ人たちを助けたいし、そのことはまた私たちにも利益をもたらすと彼らに言うことを恐れ」ない。フランサフリックを「愛着あるコミュニティ」と名付けるという、言い回しだけの戦いをクシュネル(外務大臣)が空しくも試みる間、ニコラ・サルコジとクロード・ゲアン(大統領府事務総長)はとりわけ独裁者たちを支援し続けている。それが何よりも儲かるのだ。
(トマ・ノワロ)

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