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チャドのルイ・ミシェル:完全に中立な立場で……

Billets d'Afrique et d'ailleurs 199号(2011年2月)

欧州開発委員会の元委員ルイ・ミシェル(※1)は、2011年1月10日に放送されたRFI(※2)の番組内で、2008年2月(※3)にチャドの反体制派の人々が「行方不明」になった事件について、チャド政府とその共犯者であるフランス人たちに対してとりわけ同調的な態度を示した。このことから、私たちは、彼がチャド大統領のスポークスマンとして採用されたと考えることができる。
 
確かに、彼はデビ(※4)に選挙結果(※5)を「改竄する意志」があったとは全く思えないと説明した。というのも、彼は「選挙結果に異論の余地がないと[中略]大統領が確信していることを完全に知っている」からである。
 
これまでの全ての選挙に不正があったにもかかわらず、議会の大多数がデビに反対していることについて尋ねられた彼は、「デビ氏が彼らを受け入れないとは全く思えない」と述べた。何故なら、一番最近の選挙は「彼らに完全に開かれていたと思われ」、「数ヶ月前から、デビ氏は信頼できる環境を作り直すために大変尽力した」からである。
 
今後の大統領選での政権交代の可能性については、ルイ・ミシェルは、デビが「自身の責任と役割を申し分なく評価している」という「印象」を持っており、「彼が公正に振る舞い[中略]、有権者の願いを尊重し、完全に民主的な道理を果たす用意がしっかりできている」と考えている。
 
実際のところ、ルイ・ミシェルは今後チャドで行われる総選挙のEU選挙監視団の団長に任命されている。つまりほとんど安心できない。
 
1月13日の『レットル・デュ・コンティナン(大陸通信)』は、彼の「任命はフランスの圧力によるもの」だということを、私たちに教えてくれている。さらにひどい話である……。
 
訳注
※1ルイ・ミシェル(1947~):ベルギーの政治家。
※2 RFI(ラジオ・フランス・アンテルナショナル):フランスの公共ラジオ局。
※3 2008年2月:2日に、反政府勢力が首都ンジャメナを制圧するという事件が起こった。
※4イドリス・デビ(1952~):チャド大統領。
※5選挙結果:1990年に大統領に就任したデビは、その後、96年、01年、06年と再選された。国内では、これに反対する反政府勢力とデビ政権との内戦が続いている。
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