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フランス=アフリカ関係/フランコフォニーを考えるためのブログ

   

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フランサフリック:変化はいつ訪れるのか?

【声明】(2012年5月15日)

arton4231-d3bd9.jpg無礼かつ横柄なアフリカ政策をすすめたニコラ・サルコジの5年間は、象徴的なものであり続けるだろう。フランソワ・オランドが、就任演説において植民地主義者ジュール・フェリーに対して醜聞に値する賛辞を捧げ、反響を広げる中、「フランサフリックに終止符を打つ」という社会党の大統領の公約がどうなるのかを考えずにはいられない。
 
フランソワ・オランドは、「フランサフリックに終止符を打つ」つもりであることを表明しながら、「変化」はフランス=アフリカ関係にも必要であることを大統領選中ずっと繰り返し、社会党員を含む多くの市民の願いに答え、過去の過ちから距離を置こうとした。というのも、フランソワ・ミッテラン大統領(訳注:在任期間:1981年-1995年)、次いで保革共存政権のリオネル・ジョスパン首相(在任期間:1997年-2002年)の下で、社会党の有力者たちは、旧植民地に対するフランスの支配力を維持することに十分貢献し、前政権の受益者をそこから排除しただけで、フランサフリックという犯罪システム自体は何も変えなかった。1990年にラ・ボールでおこなったうわべだけの演説に反して、フランソワ・ミッテランはこのシステムを維持し、最大限に利用しさえした。つまり、ツチ族のジェノサイド(集団殺戮)に代表される犯罪への荷担に、フランスを巻き込んだのである。過去を忘れようという意志があったとしても、実際のところ、社会党の内部では何人もの人物が未だにフランサフリックの組織網とつながっており、大統領戦では、党の有力者たちが、公然とアフリカの独裁者たちを連れ歩いていた。
 
政権が変わるたびにフランサフリックとの断絶が発表されるという伝統には、これまでに二つのやり方があった。一つは、責任を逃れるというパターン、もう一つは、それが束の間の約束におわるというパターンである。この異常な「不幸」がついに終わることを願って、スュルヴィはとりわけ、フランソワ・オランドがはじめに取りかかる活動に、また、その政府が最初に掲げる政策に注意を払いたい。
 
・フランソワ・オランドが公約したエリゼ宮(大統領官邸)のアフリカ担当室の廃止だけでなく、外交政策に関する議会権限の強化をどのようにおこなうのか?
 
・独裁者の公式訪問と、見せかけの選挙を有効と認めてきたことについて、どのような立場をとるのか? つまるところ、独裁的な体制との外交関係をどのようなものにするのか? 大統領選中、フランソワ・オランドの協力者たちは、非合法的に選ばれた指導者たちと公然と交流していた。セゴレーヌ・ロワイヤルは2011年11月にブレーズ・コンパオレ(訳注:ブルキナファソ大統領)と、ローラン・ファビウスは2012年2月にアリー・ボンゴ(訳注:ガボン大統領)と、さらに、ジャン=ルイ・ビアンコは2012年4月にアラサン・ワタラ(訳注:コートジボワール大統領)と会談している。
 
・アフリカでの軍事活動と軍事プレゼンスを見直すつもりなのか? 社会党は2011年のコートジボワールとリビアにおけるフランス軍の介入を支持している。
 
・国家の最高幹部たちが、半世紀以上にわたる新植民地主義的な犯罪行為にかかわってきたことを示す記録文書から、国家機密扱いのものを廃止するつもりがあるのか? それらは、罰せられない犯罪の謎を解くための手がかりとなる情報である。社会党やその他複数の左派政党が担った政権は、トマ・サンカラ(訳注:ブルキナファソ第5代大統領。1987年、コンパオレが企てたクーデターによって暗殺された。)の暗殺、ルワンダでのフツ族によるツチ族のジェノサイド(訳注:1994年)、ボレル判事の殺害(訳注:1995年10月19日にジブチで起こった、「ベルナール・ボレル事件」と呼ばれる殺人事件。)に、フランス政府が荷担していたことを隠蔽した。
 
・堕落・腐敗した開発援助から、富の再配分と公共の利益という考え方に移行するために、どのような行動をとるのか?
 
CFAフランに対する立場をどのようなものにするのか? ミシェル・ロカール(訳注:社会党所属。1988年から1991年まで首相を務めた。)は、CFAフランを下落させた最初の人物であり、それは、1994年のバラデュール政権で決定的なものとなった。
 
・ニジェール北部を荒廃させているアレヴァ社(訳注:ウラン採掘に伴う放射性廃棄物による汚染が深刻な問題となっている。昨年、アーリットにあるウラン鉱山で「原因不明」の死者が続出していることが報道された。フランスの原子炉はほぼニジェールのウランを燃料としている。)に代表される、フランス企業による公的資金の不正利用にどう取り組むのか?
 
・新大統領が、国家による植民地化とレイシズムをすすめた先駆者であるジュール・フェリーに賛辞を捧げた今、「魂を脱植民地化する」意志が本当にあるのか?
 
スュルヴィは新政権に対し、以下の5つの点を要求する。これらは、フランスのアフリカ政策を人びとに開かれたものにするための第一歩となるであろう。
 
①外交政策に関する共和国大統領の「特権」をなくす。
 
②独裁者への政治・外交支援を停止する――とりわけ、大統領官邸での会談、現地への訪問、不正選挙での彼らの「勝利」を認めることをやめる。
 
③アフリカの軍事基地を閉鎖し、国連の管轄下でおこなわれている――前任者の任期中に配備された――軍事活動を停止する。
 
④CFAフランのシステムから脱退し、為替準備金を返還することで、CFAフラン圏の国家に通貨主権を譲渡するプロセスを開始する。
 
⑤司法による最終解決のために、フランサフリックの犯罪に関する記録文書の、とりわけ、ルワンダでのツチ族に対するジェノサイドにフランスが荷担した問題について、国家機密となっている部分を公開する。

連絡先(スュルヴィ):ステファニー・デュボワ・ドゥ・プリスク
01 44 61 03 25 stephanie.duboisdeprisque(a)survie.org
 
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